独立行政法人 労働者健康安全機構広島産業保健
総合支援センター


センター通信

令和6年2月22日 広島県町議会議員研修会で、産業保健相談員と産業保健専門職が講師をつとめました

2024.02.29

令和6年2月22日(木)にメルパルク広島で開催された令和5年度自治功労者等表彰式並びに広島県町議会議員研修会にて、当センター 産業保健相談員 松本 直子と産業保健専門職 寺村 清美が、研修会講師を務めました。

まず、産業保健専門職 寺村 清美が「産業保健の現状と働き方改革による健康経営~産業保健総合支援センターにおける最近の取組み~」のテーマで講演しました。
労働力人口の推移、転倒災害発生状況など産業保健の現状と、健康経営の取組みが重要視されていることを伝えました。
また、当センターで行っている「転倒・腰痛ゼロ災害に向けた個別事業場訪問支援」をはじめ、各種センター事業を紹介し、地域と職域が連携して取組み、働く世代からの健康づくりの必要性を伝えました。
 
その後、健康運動指導士、健康経営エキスパートアドバイザー等の資格を有する産業保健相談員 松本 直子が「健康経営は「人」への投資~ヘルスリテラシー向上による予防の時代について~」のテーマで講演しました。
「健康経営とは?」「日本における健康経営の課題」などを話し、「人」への投資は「経費」ではなく、これからの企業の生産性を向上させるポイントであることを伝えました。
健康長寿社会の実現に向けて、企業・自治体の基盤の構築の重要性、ヘルスリテラシー向上のための教育の機会の必要性を御理解していただけました。
今後、より一層、地域・職域連携が進んでいくよいうにご支援をお願いし、広島さんぽの活用をお願いしました。
 

 

125名の方に熱心に受講していただきました。

当日の様子