独立行政法人 労働者健康安全機構広島産業保健
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カスハラ対策が企業に義務付けられます

2025.11.18

令和7年11月17日、厚生労働省は、第87回労働政策審議会雇用環境・均等分科会において、「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律 」(労推法)等の一部を改正する法律の施行について審議し、すべての企業に顧客の理不尽な要求から労働者を守るための対策カスタマーハラスメント対策)を義務付ける方針を公表しました。
合わせて、求職活動等におけるセクシュアルハラスメント(就活セクハラ)の防止対策についても労推法改正により義務付けることとしています。
改正法の施行は令和8年10月1日を予定しています。

現在、同審議会ではカスハラ防止、就職セクハラ防止のための対策指針を検討しており、企業に求められる具体的な取組について今後公表する予定です。
また、パワハラ防止対策指針の改正についても検討しており、いわゆる「自爆営業」、「ジェンダーアイデンティティに係るカミングアウトの強要」がパワハラに該当し得るものとして、企業に防止対策を求めるとともに、周知啓発を行うことなどの内容を新たに盛り込むとしています。

詳細は厚生労働省HPにて確認願います。