独立行政法人 労働者健康安全機構広島産業保健
総合支援センター

熱中症の重篤化を防止するための新たな措置を定めた改正労働安全衛生規則が本年６月１日に施行されました。
今年の夏は、季節平均気温偏差が統計開始以来最高を記録するなど、史上最も暑い夏となりましたが、
今年の熱中症の発生状況（速報値）は、下表のとおりです。

これを見ますと、改正省令による対策強化の効果として、死亡者数が半減している一方、酷暑・猛暑の影響から死傷者数は大幅増となっています。

これから冬本番という時季ですが、令和7年12月23日に開催される標記検討会では、改正省令（熱中症重篤化防止）による対策の進め方のほか、熱中症予防対策としてガイドラインの内容見直しによる充実化や、安全管理体制の整備、作業環境管理・作業管理・健康管理、労働衛生教育の視点から新たな取組について検討し、来夏以降の対策に反映させることとしています。

検討会の資料は、👉厚生労働省HPで確認できます。検討会の論点は👉コチラです。