独立行政法人 労働者健康安全機構広島産業保健
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【労働災害発生状況】転倒災害が大幅に増加しています

2026.03.18

厚生労働省は、令和7年及び令和8年の労働災害発生状況(いずれも令和8年2月の速報値)を公表しました。

👉令和7年の労災による死亡者数は665人(前年同期比▲6.3%)死傷者数は微減の129,261人(同▲1.0%)となっています。
●業種別では、死亡者数の多い順に建設業(209人)、第三次産業(179人)、製造業(110人)、陸上貨物運送業(73人)と、いずれも前年から減少しています。
 死傷者数では、第三次産業が全体の半数以上(52.7%)を占め、対前年比4.5%増となっています。
●災害の型別では、死亡者数は墜落・転落(175人)が全体の1/4以上(26.3%)を占め、次いで交通事故(121人)、はさまれ・巻き込まれ(114人)の順となっています。
 死傷者数では、他の災害の型が件数を減らしている中、転倒だけは1,563人(+4.5%)と
増加しており、全体に占める割合も28.3%(令和6年は26.8%)となっています。
👉令和8年の労災による死亡者数は33人(前年同期44人)と減少していますが、死傷者数は5,249人で、前年同期に比べ849人(+19.3%)と大幅に増加しています。

●業種別の死傷者数では、第三次産業が全体の約半数(49.4%)を占め、前年同期比25.4%増となっています。
●災害の型別では、ほとんどの災害の型で件数が増加しており、特に転倒は前年比で457人(+29.8%)と際立って増加しており、死傷災害全体に占める割合も約4割 (37.9%となっています。
詳細は👉厚生労働省HPで確認してください。

近年、高齢者を中心に転倒災害が増加しています。令和8年4月1日には高齢者の労働災害防止が事業者の努力義務となります。
転倒防止の取組には段差をなくす、床面を滑りにくい素材とする、耐滑性の高い履物を着用する等職場環境の整備を進めるとともに、働く人、特に高齢者の身体的要因に着目したアプローチが重要す。
広島さんぽは、体力測定による個人の転倒リスクの見える化や、運動指導を通じた転びにくい身体づくりを推進する企業の支援活動に取り組んでいます
詳細は👉コチラで確認してください。