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昨年度の精神疾患による労災請求件数が過去最高に!!
2025.07.01
厚生労働省は、令和7年6月26日、令和6年度の「過労死等の労災補償状況」(👈詳細click)を発表しました。
これは、精神疾患や脳・心臓疾患による労災請求件数、労災認定の決定状況、業種別の労災請求件数などのデータを集計したものです。
令和6年度の脳・心臓疾患の労災請求件数は1030件で、令和4年度から3年連続の増加、2年連続の1000件超(令和5年度:1023件)となっています。
また、令和6年度の精神疾患による労災請求件数は、過去最高であった令和5年度比で205件(+5.7%)増の、3780件となりました。
この件数は、10年前(H26)の約2.6倍、5年前(R1)の約1.8倍となっており、請求件数の右肩上がりの増加が続いている状況です。
職場におけるメンタルヘルス対策が、我が国産業保健分野の喫緊の課題であると言えそうです。