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第142回労働政策審議会安全衛生分科会(資料)
2021.12.21
時間外労働が100時間以上となることが見込まれる医師(面接対象医師)の労規則の面接指導と安衛法の面接指導の重複を除くための安衛則の改正案の諮問答申です。
まだ先の改正ですが、医師の時間外労働の規制に関して、労働基準法施行規則の改正案が11月30日労働政策審議会労働条件分科会に諮問されました。第170回労働条件分科会で審議が行われ、おおむね妥当であるとの答申が行われました(HP)。
その中で時間外労働が100時間以上となることが見込まれる医師(面接対象医師)に対して健康確保のための面接指導を行うこととされています。
しかしながら、安衛法でも時間外労働が80時間を超えかつ疲労が認められる場合、事業者は面接指導を行う必要があります。
このように労基則と安衛法双方で長時間労働に係る面接指導が重複することとなり、このことから生じる混乱を防ぐため、安衛則の所要の改正をおこなうものです。
(1)労働安全衛生規則等の一部を改正する省令案要綱について
(2)石綿障害予防規則等の一部を改正する省令等の一部を改正する省令案要綱について
(3)建設アスベスト訴訟に関する最高裁判決等を踏まえた対応について
(4)新規化学物質の有害性調査結果について