独立行政法人 労働者健康安全機構広島産業保健
総合支援センター


治療と仕事の両立支援

出張(訪問)啓発セミナー

令和5年度


令和6年3月7日

広島県が取り組んでいる、Teamがん対策ひろしまの登録企業対象に開催された、がん治療と仕事の両立支セミナーにて、当センター 産業保健専門職 寺村 清美が講演しました。

Webでの開催で、65名の方が参加されていました。

「企業における両立支援体制の整備について」のテーマで、がんの治療と仕事に関するデータを示し、両立支援の必要性をお話しました。

社内にどのような環境や制度を整えていくことが望ましいかなど、治療と仕事の両立支援の進め方について、事例や具体的な手法(医療機関とのやり取りや就業規則記載例など)を紹介しながら解説しました。

また、産業保健総合支援センターの利用もお願いしました。

その後は、登録企業の管理部門の方から取組事例の紹介がありました。

がん予防の取組みや、両立支援の窓口を設置し、社員が前向きに治療を行える環境作りをされていることなどについて説明されました。

「職員さんが一人で悩んで退職の申し出に至らないよう、会社の姿勢を示し、サポートしていきたい。」「会社として、がんと診断された時の不安な気持ちに寄り添いながら、あらゆる制度で支援していくのが望ましいと思った。」「今後産業保健総合支援センターを活用していきたい」などの、労務担当者としての多くの感想をいただきました。

◆広島県のホームページにも掲載しております。👉「がん治療と仕事の両立支援オンラインセミナーを開催しました!」


令和6年2月29日

福山市民病院で開催された「2023年度肝疾患診療に関する医療従事者研修会」において、当センター 産業保健専門職 寺村  清美が講演しました。医療従事者の方11名が参加されていました。

始めに、広島県健康福祉局 肝炎対策グループの担当者より、広島県における肝疾患対策の状況について説明がありました。

その後、「肝疾患をもつ患者さんの治療と仕事の両立支援」のテーマで、病気の治療を行いながら仕事をしている方の現状や、日本の労働力人口が減少している中、治療と仕事の両立支援の必要性をお話ししました。

様式の記入例を用いて治療と仕事の両立支援の具体的な流れや、療養・就労両立支援指導料の説明を行い、治療と仕事の両立支援についての理解を深めていただきました。

患者(労働者)の勤務環境、職務内容を把握した上で、主治医意見書の記入を疾病性の言葉でなく、事例性の言葉で記入して頂くことで、治療を途中で中断することなく、職場で配慮してもらいながら、就労継続可能になることを伝えました。


令和6年1月19日

広島市口田地域包括センター主催の医療・介護連携(多職種)連携会議において、当センター産業保健専門職 寺村 清美が「治療と仕事の両立支援」について講演しました。

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師、社会福祉士、介護支援専門員、など多職種の40名の方に聴講していただきました。

労働力人口の減少や、仕事を持ちながら通院している人のデータなどを示し、産業保健の現状を説明しました。

その後は、治療と仕事の両立支援の取組みの重要性をお話しして、ガイドラインに沿って、基本的な流れや事例を使った様式の記入方法を説明しました。

講演終了後、様式、対象疾患など、多くの質問をいただき、参加者に関心を持っていただいていると感じました。


令和5年12月11日

府中市事業主・管理監督者研修において、当センター産業保健専門職 寺村 清美が、「治療を受けながら安心して働くことができる職場づくりのために~治療と仕事の両立支援~」と題して、

講演し、33名の方にご参加いただきました。

治療と仕事の両立支援とは何か流れを説明した後、事例を使って、「勤務情報提供書」の書き方や、「主治医意見書」の取り扱い、「両立支援プラン」の作成方法など、

実際に行ってもらい、理解を深めていただきました。

「企業、医療機関の情報のやり取りの流れについて、わかりやすかった。」「職場における治療と仕事の両立支援の必要性について理解できた。」などの声をいただきました。


令和5年11月25日

福山市民病院 肝疾患市民公開講座が、「肝疾患をもつ患者さんの両立支援」のテーマで開催され、市民講座ということで、医療関係者以外にも一般市民の方など20名が参加されていました。

まず始めに広島県健康福祉局薬務課担当者より、「広島県の肝疾患対策」について説明しました。

広島県で行っている対策と、肝炎ウイルス検査の受診勧奨、医療費助成制度について分かりやすくお話しされました。

次に、当センター産業保健専門職 寺村 清美が「職場と医療の連携による治療と仕事の両立支援」と題して講演しました。

「治療と仕事の両立支援とは?」「治療と仕事の両立支援を円滑に進めていくために必要なこと」を詳しく説明しました。

また、医療機関と企業間で行う情報のやり取りを行うための、「勤務情報提供書」「主治医意見書」、それに基づいて作成する「職場復帰プラン」について、

肝疾患事例を使い具体的にお話させていただきました。

産業保健総合支援センターで行っている支援内容についても説明し、利用勧奨を行いました。

最後に福山市民病院 肝疾患専門医の先生が「肝癌の知識」と題して講演されました。

肝癌の分類や治療法について詳しく説明していただきました。

患者さんの悩みは多岐にわたっており、治療費、生活費の問題、痛みや不眠、食欲不振など、言葉にならない不安などそれぞれの解決法や相談先もお話しされ、

肝疾患相談室の利用勧奨をされました。

病気にならないことが一番ですが、肝炎ウイルス検査を実施し早期に発見し、病気になった時の相談先や方法について事前に考えておくことが必要です。


令和5年11月18日

主催:(一社)日本肝臓学会 共催:広島大学病院肝疾患相談室 後援:広島産業保健総合支援センター

広島県肝疾患診療連携拠点病院研修会が開催され、医師、薬剤師、管理栄養士など多くの職種の方37名にご参加いただきました。

第1部は、肝炎情報センターより「肝炎医療コーディネーターが推進する日本の肝炎対策」を、第2部では、大学病院肝疾患相談室担当者より

「職域、地域を対象とした肝疾患対策と当院における両立支援の取組み」について講演されました。

最後に当センター産業保健専門職 寺村 清美より、「職域と企業の連携による治療と仕事の両立支援」と題して、

どのように、連携をとれば、スムーズに両立支援を進めることができるか、お話しさせていただきました。

事例をもとに、企業と医療機関がやり取りをする様式の書き方や注意点を具体的に説明しました。

「知識・理解が深まった」との感想を多くいただきました。


令和5年10月19日

広島市民病院 2023年度 第3回がんセミナーで、当センター産業保健専門職 寺村 清美が、「治療を受けながら安心して働き続けるために~医療機関と企業との連携~」と題して講演を行い、 参加者は64名でした。

治療と仕事の両立支援の必要性、医療機関と企業の連携の重要性をお話しさせていただきました。

「医療者にとっても重要な話しであり、つなげていかなればならない最前線に自分たちがいることを認識した。」

「患者さんに両立支援についての情報提供、スタッフに周知してもらうことが大切だと学んだ。」などの感想をいただきました。


令和5年10月19日

広島県・今治市雇用労働相談センターが行う「両立支援で支える制度づくり~人材確保のための両立支援」セミナーにおいて、

弁護士、社会保険労務士の方と一緒に、当センター 産業保健専門職 寺村 清美が講演し、20名の参加がありました。

介護・育児・病気治療等など、さまざまな事情を抱える社員への適切なフォローと対応を実施することで事業拡大・発展へとつながること、

両立支援の状況と留意事項、具体的な判例をもとに法的課題についての講演があり、その後、当センター 産業保健専門職 寺村清美より、

病気になっても働きつづけたい。そんな労働者の思いに寄り添うためにはどのようにしたらよいかについて講演しました。


令和5年9月26日 

脳神経センター大田記念病院

当センター 産業保健相談員 大塚文と産業保健専門職 寺村 清美が、院内セミナーの講師を努めました。

看護師、理学療法士、作業療法士、MSWなど多職種12名の参加がありました。

両立支援の一般的な流れとガイドラインに沿った支援方法を説明し、その後、てんかん症例を使い、、事例検討を行いました。

「病院内での情報のみでの復職に向けた支援になっていた。患者の在籍する会社から情報をもっともらう必要があった。」など気づきがあり、
「次からの相談支援に活かしてみる」などの声をいただきました。


令和5年7月18日 

主催:広島中央労働基準監督署

新たな化学物質規制について、化学物質を製造し、または取り扱う事業場の方向けに実施された説明会の中で、当センター 産業保健専門職 寺村 清美が、
「広島産業保健総合支援センターの事業案内と治療と仕事の両立支援」について、お話しさせていただきました。

150名と多くの方が参加されており、化学物質規制の研修に続き、両立支援についても熱心に聴いていただきました。

広島労働局HP

令和5年7月5日・7月11日

広島県西部にある製造業の企業にて、治療と仕事の両立支援啓発セミナーでの講師を、当センター 産業保健専門職 寺村 清美が務めました。

7月5日17名、7月11日12名の参加者があり、1時間の講演後、企業の腰痛事例を用いてグループワークを1時間行いました。

ケガや病気の治療と仕事の両立に関して、ざっくばらんに意見交換を行い、働きやすい職場環境、バックアップ体制などについて考えていきました。

令和5年7月12日・9月5日 

主催:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 広島支店

「広島人材育成プロジェクト」会議において、会議課題「健康経営」の認定項目になっている私傷病に関する治療と仕事の両立支援の取組みについて、社員、代理店の方約80名に、当センター 産業保健専門職 寺村 清美が、お話しさせていただきました。

治療と仕事の両立支援の重要性、産保センターで行う支援について説明しました。

保険業界に携わる方々がどのような支援ができるか、考える場となっており、治療と仕事の両立支援に関する普及促進・啓発及び事業場訪問に関することなどについて連携し、取組みを進めていきたいと思っています。


令和5年4月17日 
治療と仕事の両立支援における広島産業保健総合支援センターや医療機関の取組み状況について

主催:中外製薬株式会社 中国・四国統括支店

病院と接する機会多いMRに対して、当センター産業保健専門職 寺村 清美が、病院と連携するポイントを中心に当センター行っている取組みについて講演しました。

会場参加とWeb参加のハイブリット形式で開催し11名にご参加いただきました。

MRは医師とは接点があるが、連携室のMSWとの接点があまりないので、院内での連携方法など、それぞれの病院の特性を踏まえ、情報交換を行いました。

当センターは、医師と近い立場にあるMRの方とも、今後も連携を図りながら両立支援をすすめていきたいと思っています。

令和5年4月11日 
治療と仕事の両立支援について

福山市内の社会保険労務士事務所が定期的に開催している勉強会で、治療と仕事の両立支援について話してほしいと依頼があり、産業保健専門職 寺村 清美が訪問しセミナーを行いまし た。

7名の参加者があり、まずは一般的な治療と仕事の両立支援について説明しました。

その後は、最近顧問先で両立支援が必要なケースが出ていることもあり、フリートーク形式で活発な意見交換がなされ、熱意が感じられました。

実際に関わっている事業所から感じとれることなど、また、障害者雇用や非正規労働者のことなど、幅広く話し合いができました。

両立支援は健康経営の取組みの中で行っていくことや、労働者の価値観が良い出会いによって良い方向に進むよう、事業主と対話する機会が多い社会保険労務士の立場から必要性を伝えてほしいとお話させていただきました。

令和4年度

令和5年3月18日 
アルコール依存症と仕事の両立支援

主催:JCDA広島地区会

日本キャリア開発協会広島地区会にて、当センター産業保健相談員 菰口陽明が「アルコール依存症と仕事の両立支援」について講演をし、39名に参加していただきました。

依存症の基礎的な知識から外部支援先について講演し、その後、事例をもとに、「どのような支援ができるのか」についてグループディスカッションを行いました。

参加者からは「依存に対する知識を正しくもち、イメージで決めつけないように注意したい」や「相談者の背景をより理解して関わりたい」との感想をいただきました。

その後、センター職員より、産保センター事業案内、地域産業保健センターの事業案内を行いました。

令和5年3月9日 
がん治療と両立オンラインセミナー

主催:広島県

広島県が取り組んでいる「Teamがん対策ひろしま」登録企業の代表者、人事労務担当の方を対象に「がん治療と仕事の両立オンラインセミナー」が開催され、78名と多くの方に参加していただきました

企業における両立支援のための環境整備などについて解説するとともに、Teamがん対策ひろしま登録企業における両立支援の取組事例が紹介されました。その中で産業保健専門職 寺村清美が、企業における両立支援体制の整備について講演しました。

就労世代のがん患者数や外来治療の増加などのがん治療と就労を取り巻く状況や、企業が貴重な人材を失うことなく事業を継続できるメリットなど、治療と仕事の両立支援の必要性を解説するとともに、両立支援の具体的手順や、両立支援のための制度や就業規則例、広島産業保健総合支援センターによる支援内容などを紹介しました。

参加いただいた方には、「がん患者の就労の実情や両立支援の必要性が理解できた。」「治療で休職している職員がいるので、復職時の配慮や取組方法を知ることができてよかった。」「産業保健総合支援センターは、別の支援で利用しているが、治療と仕事の両立支援における支援内容を知らなかったので、活用したい。」などの感想をいただきました。

参加された企業の個別訪問へつながっていくことを期待し、今後も、関係機関と連携を取りながら、「治療と仕事の両立支援」について広報啓発していきます。

令和5年1月25日 
治療と仕事の両立支援

主催:三井住友海上あいおい生命保険株式会社

三井住友海上あいおい生命保険株式会社が開催した「がん治療と仕事の両立支援」と「がん対策の提案」を学ぶ研修において、産業保健専門職 寺村清美が、「がん治療と仕事の両立支援」について講演しました。

国が推進しているがん治療と仕事の両立支援制度及びがん対策の課題を学び、、保険業界に携わる方々がどのような支援ができるか、考える場となっていました。

この日に、三井住友海上あいおい生命保険株式会社およびあいおいニッセイ同和損害保険株式会社と、当センターは、産業保健の活性化に関する連携協定を結び、労働者の健康確保と産業保健の活性化を図っていきたいと思っています。

令和5年1月19日 
治療と仕事の両立について

芸北地域保健対策協議会 地域・職域推進会議 全体会・研修会

芸北地域保健対策協議会 地域・職域推進会議 全体会・研修会において、「治療と仕事の両立」について、産業保健専門職 寺村清美が講演しました。

各地域には、実情に応じた協力体制による継続的な保健サービスの提供及び健康管理体制の整備・構築に資することを目的として、2次医療圏毎に、地域・職域推進会議、研修会が位置づけられており、地域の関係機関への情報提供と連絡調整、健診の実施状況等の健康情報の収集、健康意識調査等によるニーズの把握等を行うと共に、地域特性を活かした具体的な連携事業の企画等を実施されています。

その中で、地域の代表者や職域の代表者が集い、高齢労働者も増えてきており、「治療と仕事の両立」を地域ぐるみで考えていこうと、講演依頼がありました。

委員からの発表では、役場と商工会が健康経営の取組みを連携し行っている事例を聞くことができ、中山間地域らしく、住民ニーズの添ったきめ細やかな支援が行われていました。

自分の長年培った技術や、特技、趣味を生かし、仕事に結びつけて、何歳までも住み慣れた地域で活躍されている方々はたくさんいらっしゃいます。最後まで住み慣れた地域で、自分らしく生活できるためにも、「治療と仕事の両立」ができる体制構築のために、産保センターとしても支援していきたいと思いました。

令和4年11月25日 
治療と仕事の両立支援

主催:三井住友海上あいおい生命保険株式会社

三井住友海上あいおい生命保険株式会社が開催した健康経営セミナーにおいて、産業保健専門職 寺村清美が、「治療と仕事の両立支援」について講演しました。

健康経営の認定要件の一つである「治療と仕事の両立支援」について、取組みの重要性、当センターで行っている支援内容について説明し、健康優良法人認定申請を支援している方々に、「治療と仕事の両立支援」について、理解を深めてもらいました。

令和4年11月18日 
糖尿病治療と仕事の両立支援

主催:住友ファーマ株式会社

広島県糖尿病療養指導士の認定機構認定講習会に位置づけられている「これからの糖尿病治療戦略を考える会」において、医師をはじめとする医療関係者に対して、産業保健相談員 松本直子が、「身体運動不足による糖尿病コントロール~身体活動基準2013、運動療法のポイントについて~ 」講演するとともに、産業保健専門職 寺村清美が、診療報酬改訂に伴い、糖尿病が療養就労両立支援指導料の算定となったことや、治療と仕事の両立支援の流れについて情報提供しました。

このような機会を通して、医療機関において、「治療と仕事の両立支援」についての理解の促進が図られるよう、広報を行っていきたいと思いました。

令和4年10月25日 
知っておきたい がんと仕事のお話

主催:広島市民病院

広島市民病院「~がんとともに~こころのサロン」にて産業保健専門職 寺村清美が講演し、がん患者さんとご家族30名の方に視聴していただきました。

当事者の方々に多く聞いていただいたセミナーでもあったため、各自が自己を振り返り、これから治療を受けながら、職場でどのように働いていくべきか、どのように周りの同僚等に理解してもらうかなどについて考えられておられ、講演後早々に、産保センターに相談の電話がありました。

がんと診断されてもすぐに離職を決断することの無いよう、「治療と仕事の両立支援」の概要、当センターで支援できることなど、具体的にお話しさせていただきました。

令和4年8月26日 
治療と仕事の両立支援について

主催:広島県・今治市雇用労働相談センター 
共催:広島産業保健総合支援センター

広島県・今治市雇用労働相談センターが行う「メンタルヘルス対策として企業が取るべき対策と行動」セミナーにおいて、産業保健専門職 寺村清美が講演しました。

「病気になっても働きつづけたい。そんな労働者の思いに寄り添うためにはどのようにしたらよいか」について、「治療と仕事の両立支援」の概要、当センターの支援内容など講演しました。

令和4年6月21日 
脳神経センター大田記念病院 セミナー 

診療報酬改定を踏まえ、就労支援への取組み強化を行っている病院から、治療と仕事の両立支援について講演依頼があり、当センター 産業保健専門職 寺村清美が、セミナー講師を行いました。

担当している部の医師をはじめ、看護師、理学療法士、作業療法士、MSW等、支援する幅広い関係者の方々が参加されていました。

今後の支援に向けて、院内において、具体的な連携方法を模索されていました。

令和3年度

令和3年11月24日 
呉医療センターオンラインセミナー

当センターの両立支援出張相談窓口を開設している(独)国立病院機構 呉医療センターから、講演依頼があり、相談の充実化と連携強化のために、看護師やMSW等相談員を対象に、「産業保健総合支援センターの両立支援の事業内容と支援方法」と題して、当センター 産業保健専門職 寺村清美 がオンラインセミナーにて講演いたしました。

今後、相談件数の増加に向けて、外来や入院時において、両立支援案内リーフレットやカードの配布をより充実化させ、『病院で仕事の相談ができる』ということを広く広報し、早期に離職防止に向けて連携をとっていくことになりました。

令和3年11月12日 
治療と仕事 ~両立支援のポイント~

主催:広島県・広島県・今治市雇用労働相談センター

広島県・今治市雇用労働相談センターが行う「治療と仕事~両立支援のポイント~」セミナーにおいて、弁護士、社会保険労務士と一緒に、当センター 産業保健専門職 寺村清美が講演しました。

まず最初に、弁護士より、「会社は労働者の健康状態にどう配慮するか」と題した講演があり、引き続き、社会保険労務士から「病気退職は突然に~治療と仕事の両立支援のポイント~」の講演後、当センター 産業保健専門職 寺村清美 より、病気になっても働きつづけたい・・・そんな労働者の思いに寄り添うためにはどのようにしたらよいかと題して、講演しました。

治療と仕事 ~両立支援のポイント~ チラシ [PDF:174KB]

令和3年7月13日 
がん治療と仕事の両立支援オンラインセミナー

主催:広島県

広島県が取り組んでいる、Teamがん対策ひろしま登録企業における、「がん治療と仕事の両立支援」。その登録企業の取組を更に後押しするために、「治療と仕事の両立支援助成金」を活用した取組の推進を主なテーマとするオンラインセミナーが、令和3年7月13日に開催されました。そのセミナーに、当センター産業保健相談員 大塚文と、産業保健専門職 寺村清美が講師として講演しました。

大塚産業保健相談員は、「企業における両立支援体制の整備」と題して、社員ががんになった時に備えて、社内にどのような環境や制度を整えることが必要なのかを、事例を踏まえて講演いただきました。また、寺村産業保健専門職は、「治療と仕事の両立支援助成金」と題して、助成金の概要説明、申請に向けた取組のポイントや留意事項について解説しました。

参加者から、「両立支援コーディネーターと言うのを初めて知りました。」「研修を受け、助成金申請をしようと思います。」「今はまだ、病気になった社員はいませんが、いつ誰ががんになってもおかしくない時代、あらかじめ知っておくことで、病気で不安になっている社員が安心して治療に専念できる会社をつくっていくよう進めていきたいと思います。」等の感想をいただきました。

令和2年11月6日 
県内がん拠点病院向け研修

主催:広島県

県内のがん診療連携拠点病院の看護師、MSW等を対象に、「治療と仕事の両立支援 出張相談窓口における両立支援の実際」と題し、当センター 産業保健専門職 寺村清美が、講演しました。

当センターが協定締結している出張相談窓口の相談内容や取組状況を報告お伝えしました。また、急性期病院だから就労相談は少ない、と捉えるのではなく、職業情報取集のポイントや、アセスメントの必要性を伝え、次の転院先や支援機関につなぐ必要性をお伝えました。